端渓硯を買取いたします。

端渓硯を買取いたします。
2020年1月15日

いちのやでは、端渓硯を高価買取いたします。

本日は、中国の名硯の中でも最高峰と称されている『端渓硯』をご紹介いたします。

■端渓硯について

端渓硯(たんけいけん)は、歙州硯(きゅうじゅうけん)、洮河緑石硯(とうがろくせきけん)、澄泥硯(ちょうでいけん)と合わせて中国の良硯四宝といわれています。
端渓硯は、中国広東省西江の肇慶という町に注ぐ渓谷の一帯から採掘された硯石を使って作られた硯のことを指します。
硯は、日本産の和硯と中国産の唐硯の2つに大別されていますが、唐硯の名硯の中でも最高峰と言われるのが端渓硯です。
端渓硯と言えば紫の色味のものが多いのですが、他にも黒端渓や緑端渓、灰色や白み帯びた色など様々な色の端渓硯がございます。中でも老抗の端渓硯は、青紫色を帯びたしっとりとした岩肌と発墨(硯で墨をするときの墨の下り具合)が優れており、最高品質とされています。
端渓の石が硯に使われるようになったのは唐の時代からで、日本に入ってきたのは明治時代からと比較的最近になってからです。夏目漱石の「草枕」にも、石眼のある端渓硯が登場しており、現在でも多くの文豪、書家に愛用されています。

■端渓硯の主な採掘坑

・老坑(ろうこう)
端渓の中でも最高峰とされ、唐代末から宋代では「下巌」、明代~康煕年の時代には「水巌」と呼ばれていました。現在、原石の採石は出来ない状態になっており希少性が高くなっております。端渓の硯抗の中で唯一の水坑で、雨期には水が充満しているため採掘困難であったことと、「赤子の肌」と例えられる程、きめ細やかな石質も高く評価されています。

・坑仔巌(こうしがん)
老抗に次ぐ優石とされ、非常に細かく滑らかでつややかな石質が特徴です。老坑に比べると石が若干乾燥していて、石声と呼ばれる石を弾いたときに聞こえる音が金属音に近いです。

・麻仔坑(ましこう)
老坑、坑仔巌と並び端渓有名三抗の一つ。清代乾隆年から採掘が始まりましたが、80年代には採掘が停止され、現在では、沙浦坑で採掘される沙浦石によって作られた端渓硯が新麻子抗の端渓硯とされている。

・梅花坑(ばいかこう)
梅花の名の由来は、数多く出た石眼が梅の花の様だったことから、この名が付きました。梅花抗の硯石には石眼が出ているものが非常に多く、硯質は宋坑よりも若干細緻。

・宋坑(そうこう)
宋坑は、宗の時代に採掘されたことからこの名が付きました。鋭い石質が特徴の宋坑の端渓硯は、墨を磨ると軽やかな音を立て、他の端渓硯に比べスピーディに磨ることができる実用的な硯です。

その他にも緑石巌、白線巌、結白巌、古塔巌、宣徳巌、二格青、有洞巌、緑端坑などがございます。

■端渓硯の高価買取のポイント

端渓硯の査定は、「石質」「石紋」「彫刻の出来」「年代」「大きさ」「箱などの付属品の有無」などが評価のポイントとなります。

「石質」は、良質なものになると「赤子の肌」の様な滑らかでしっとりとしています。
氷紋・魚脳凍・金線などの「石紋」と呼ばれる石に表れる模様によっても価値が変わってきます。
石紋が表れている石は硯材として優秀なものが多く、また美しい石紋が現れた硯は鑑賞硯としての需要も高いことから高価買取が期待できます。
職人や彫刻家による技巧を凝らした彫刻が施された端渓硯は、実用硯としての需要のみならず鑑賞硯としても人気があります。多くの書道家に珍重されてきた端渓硯は、品質と希少価値が共に高いため、高額でのお買取りが期待できるお品物です。

中国硯

【端渓硯の買取について】

いちのやでは、書道具の買取を力をいれております。
年間に多くの端渓硯の買取を行っており、書道具の鑑定を得意とした査定士が在籍しております。
端渓硯の買取をご希望の際には、お電話(0120-274-888)もしくウェブサイトのお問い合わせフォームよりご相談下さい。
硯、筆、墨の他にも画仙紙、水滴、 硯箱、 文鎮、筆架、矢立、印材、印泥などの書道具や書道関連の古書や書家の作品も買取可能です。
書道具のご売却でお困りでしたら、ぜひ「いちのや」までご相談下さい。

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