書道具を買取いたします。

書道具を買取いたします。
2020年1月12日

いちのやでは、書道具を高価買取いたします。

本日は、東洋の造形美術である書道で使われる用具である「書道具」についてご紹介いたします。

■書道・書道具について

書道は、中国が起源である、毛筆と墨を使い、文字の美しさを表そうとする造形芸術です。
古来、中国では、五礼(礼節)、六楽(音楽)、五射(弓術)、五馭(馬車の操縦)、九数(数学)と並び、六書(書道)は身分あるものに必要とされた「六芸」の一つとして規定されていました。また、2009年には中国書道がユネスコ・無形文化遺産に登録されました。
書道で最低限必要な道具は、硯・筆・紙・墨ですが、これらは「文房四宝」と呼ばれ、鑑賞の対象にもなっています。

■買取対象の書道具の種類

書道具には文房四宝である硯・筆・紙・墨の他、様々な道具がございます。

【筆】

書道筆は、竹の柄部分の「筆管」と主に動物の毛が材料になっている「穂首」によって成り立っています。
「筆管」は、竹(白竹、斑竹 、豹文竹 、椋欄竹 、梅羅竹)の他、黄楊、玉、陶器、石類など様々な素材が使われています。また、形はストレート型の直管軸や毛の付け根の部分が膨らんでいる椀型軸の大きく二つの形がございます。
書道筆には様々な産地やブランド、素材がありそれぞれ特色がございます。

・日本の筆の産地
熊野筆、奈良筆、川尻筆、豊橋筆、仙台御筆など

・日本筆ブランド
久保田号、一休園、秀筆堂、あかしや、みなせ、文明堂、菊壽堂やまき筆、攀桂堂雲平筆、春光堂、文林堂、天義堂、丹青堂、古堂、彷古堂(ほう古堂)、長栄堂、仙台松泉堂、草月堂、芳花堂など

・中国筆(唐筆)ブランド
上海工芸、李鼎和、武林邵芝巌、 戴月軒、蘇州湖筆(金鼎牌)、楊振華、善璉湖筆、老文元、上海楊振華など

・筆の穂(毛)の素材
羊毛筆、馬毛筆、狸毛筆、鹿毛筆、鼬(イタチ)毛筆、兼毫筆、草筆、竹筆、羽根筆、初髪筆
その他にも筆の穂は、栗鼠、鶏、孔雀、マングース、鼯鼠など様々な材料で作られています。
羊毛筆は、山羊の毛を使用した筆で、その中でも細嫩光鋒などの厳選された毛が使われた「高級羊毛筆」は、 毛が柔らかく、粘りがあるため、穏やかで味わい深い字を書くことができます。

・穂の長さの種類
短鋒筆、中鋒筆、長鋒筆

【墨】

書道用の墨には、主に2種類の墨の原料があり、菜種油や胡麻油などの植物油の煤から採取する「油煙墨」と松材を不完全燃焼させて煤を採取する「松煙墨」がございます。
中でも、緻密な彫刻がされている美術的に価値の高い墨や中国墨の古墨は発色も良く希少性が高いため高価買取することができます。

・書道墨のブランド
呉竹、古梅園、墨運堂、三希堂、開明、鳩居堂、菅原東栄堂、玄林堂、喜寿園、祥碩堂、呉竹精昇堂、曹素功監製、徽州詹大有製、程李元製、胡文寳斎製、徽州胡開文法製、徽州屯鎮胡開文製、上海墨廠出品、汪氏(汪時茂、汪世卿、汪汝登など)、呉氏(呉啓文、呉申伯、呉万化など)、 程氏(程大約、程君房、程李元など)

【硯】

硯は、「文房四宝」の中でも筆、墨、紙とは違い、消耗することが無いため半永久的に使うことが出来ます。 消耗品ではないため、骨董的価値がある古硯でも状態の良いものが多く存在します。
書道硯の石は、老坑水巌をはじめ、様々な種類の石で作られており、紋様や彫刻の美しさから芸術性も高く、人気の高いコレクションアイテムです。
硯の査定は、産地、採石年代、石眼、紋様、大きさ、色、石質、鋒鋩(硯の凹凸)などによって買取額が決定いたしますが、中でも唐代~清代に採石された古端渓は、高価買取することが出来ます。

・中国硯の種類
端渓硯、歙州硯、澄泥硯、紅絲硯、松花江緑硯、黎渓石、トウ河緑石硯(洮河緑石硯)、紅糸石硯など

・和硯の種類
雨畑硯(山梨県)、赤間硯(山口県)、那智黒石硯(和歌山県)、土佐硯(高知県)、紫雲石硯(岩手県)など

・端渓硯の紋様
氷裂紋、水波紋、火捺、天青、青花、魚脳凍、魚脳砕凍、朱瑳釘、金線銀線白線鉄線、金星銀星、金暈金花、眉子(長眉子、短眉子、対眉子、臥蚕眉子など)、羅紋(細羅紋、粗羅紋、暗細羅紋、泥醤羅紋、水波羅紋、角浪羅紋、絞絲羅紋、刷絲羅紋、卵石羅紋)、眼(鴝鵒眼、翠眼、緑眼、青眼、黄眼)など

・端渓硯の採掘坑
老坑、坑仔巌、麻仔坑、宋坑、梅花坑、緑石坑

【印材】

篆刻に欠くことが出来ない材料である印材は彫る事や触れる事だけでなく、鑑賞する楽しみもあります。
印材の中でも「質にムラがない」「しっとりとしている」「キメが細かい」「透明度がある」石が良質とされ高価な印材です。印材には、巴林石、寿山石、青田石など採掘された中国の場所の名前が付いているものが多いです。
印材は石の種類、石質、年代、彫刻の出来などによって買取額が決定し、中でも石印材の王者と呼ばれる田黄石はお品物によっては百万円を超えるものもございます。

・中国印材の種類
田黄石(でんおうせき)、鶏血石(けいけつせき)、芙蓉石(ふようせき)、寿山石(じゅざんせき)、肖山紅石(しょうざんこうせき)、青田石(せいでんせき)、巴林石(ぱりんせき)、東北凍(とうほくとう)、倚天石(いてんせき)、緑凍石(りょくとうせき)、広東緑(かんとんりょく)など

【紙(画仙紙)】

日本では書画用の和紙を「画仙紙」と呼び、日本製のものを和画仙、中国製のものを本画仙と呼ばれています。
「画仙紙」という呼び名は、中国宣州産の上質書画紙である宣紙から元々来ており、雅仙紙・画箋・雅箋・雅宣・画牋とも呼ばれています。
画仙紙は、大きさによって大画仙、中画仙、小画仙に分けられ、厚さによって単箋、二層、三層に分けられます。日本では、小画仙のサイズが全紙と呼ばれ書道用画仙紙の基準サイズとなっており、全紙(約70×138cm)を基準とし、全紙の縦半分切りは半切(はんせつ)と呼んでいます。
数ある画仙紙の中でも、厳選された材料と高い技術を持った職人によって作られる高級手漉き本画仙紙である「紅星牌」は高価買取が可能です。また、シミや汚れ、変色がある画仙紙の買取を行っております。

・紙のサイズ
大画仙(六尺画仙)、中画仙(五尺画仙)、小画仙(四尺画仙)、半切(はんきり)、聯落ち(れんおち)、尺八屏(しゃくはっぺい)、聯(れん)、2×8(にはち)、2×6(にろく)、半紙、懐紙、全懐紙

・画仙紙メーカー
紅星牌、紅旗牌、三星牌、汪六吉牌、金星牌

【その他】

硯、筆、墨、印材、紙の他にも様々な書道具を買取しております。
筆架、硯箱、筆置、筆洗、筆筒、墨床、印泥、水滴、硯屏、掛軸、風鎮、篆刻道具、書道関係の本など

中国硯、書道墨、筆洗

■書道具の査定について

いちのやでは、古い時代の物から現代の書道具まで幅広く取り扱っています。
特に古墨や古筆などの骨董的価値の高い書道具や中国書道具は高価買取させて頂きます。
また使いかけの墨や墨の付いた筆や硯など使用している書道具も買取対象です。

【書道具の買取について】

書道具の買取をご希望の際には、お電話(0120-274-888)もしくウェブサイトのお問い合わせフォームよりご相談下さい。
いちのやでは、2つの買取方法があり、神奈川、東京を中心に査定料・出張費無料の「出張買取」と日本全国で送料無料の「宅配買取」がございます。
筆や硯、墨などの書道具の他、掛け軸、骨董品、書道関連の古本の買取も行っております。
書道具のご売却をお考えでしたら、書家の方や蒐集家の方からの多数の書道具の買取実績のある「いちのや」にお任せ下さい。

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